日別アーカイブ: 2009年6月15日

保健福祉委員会(常任委員会)

第2回定例議会中、2日目の保健福祉委員会が招集され、新型インフルエンザ感染の現状と今後の対応について、お二人の参考人から意見聴取を行いました。
ご意見を頂きました参考人は、「国立感染症研究所 感染症情報センター長 岡部信彦先生」と「株式会社ノルメカエイシア 代表取締役社長 千田良様」のお二人です。

hokenfukushisankounin11国立感染症研究所
感染症情報センター長 岡部信彦先生
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意見聴取

保健福祉部に対して要望書提出
今後、効果的な新型インフルエンザ対策をこれまで以上に強力に推し進めていくために次の措置を講じられるよう、以下について強く要望し要望書を提出いたしました。
1.県民の一番身近な窓口となる保健所の人的な配置も含め体制を強化するとともに、検査にあたる衛生研究所の体制を強化すること。
2.県内発生に備え、全庁的な応援体制を整え、長期的な対応を備えるとともに、電話相談窓口(発熱電話相談センター)の体制強化を図ること。
3.発熱外来等新型インフルエンザA(H1N1)の診察にあたる医療機関に対し、タミフル等の治療薬やマスク等の防護具、迅速診断キットなど必要な資器材等を提供できるよう供給体制を強化すること。
4.発熱外来の設置や医療従事者の確保など医療体制の維持確保に係る経費について、国に対し財政的な支援を行うよう強く働きかけること。
5.今回の新型インフルエンザA(H1N1)に関する対応を検証し、必要に応じ茨城県新型インフルエンザ対策行動計画の改定を検討すること。

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